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お墓を閉める・引っ越す

手元供養

【トピックス:お役にたつ関連情報 】

お骨を洗って乾かして

お年寄りに聞きますと、以前は亡くなった方の納骨の際に以前に亡くなった方の骨壺を開けてみたら「お骨が無くなっていた」「水になっていた」と言われる方がいます。

昔のお墓は防水もちゃんとされていなかった事も多く、雨水が骨壺の中まで入り込み、バクテリアなどの作用でお骨が分解されて無くなっているというようなことも良くあったようです。水が入り込まなくても、骨壺の中が結露して、同様な状態になることも…。

実際、長期間納骨されていたお骨は少なからず湿っていますし、汚れていたりする場合もあり、そのままリビングルームに置くのは少々ためらわれる感じかもしれません。

きれいに洗って、乾燥させればいいのですが、「お骨を取り扱うのはどうも」という方もいらっしゃるでしょう。

最近はそんな方のために、ご遺骨の洗浄・乾燥サービスも出てきているようです。ある業者さんでは、全骨(ご遺骨全ての量)の場合、洗骨¥20,000+乾燥¥5,000+¥ 新しい骨壺¥2,000、合計¥27,000で気持ち良い形にしてもらえるようです。(お骨の量が少ない場合は安くなり、湿っている程度なら乾燥だけでも良い)。

こういったサービスが出て来た事自体、需要があるのでしょうね。

汚れたお骨

お墓を開けてみると
骨壺が割れたり、汚れていることもしばしば。

遺骨の自宅安置

遺骨を自宅に安置してもいいのか

ご自宅にご遺骨を保管することは法的に全く問題はありません。(お墓を自宅の庭に作りその中や下に遺骨を埋葬することは法律により禁じられています。)

通常、ご葬儀が終わると遺族は遺骨を自宅に持ち帰ってきます。そして確かに多くの方がある程度のタイミングで納骨などをするのが一般的です。最も一般的なのが「 四十九日」後の忌明けの法要(満中陰法要)の後で納骨を行うケースですが、このほかにもに「百箇日」「一周忌」などに親族や知人に見守られながら納骨という形が多いと思います。(普通 は遅くとも三回忌までには納骨をする方が多いようです。)

しかし、納骨をしなければならない、あるいはこの日に行わなくてはならないという決まりはありませんので、ご家族が納得するまでお手元に置いておくことに全く問題はありません。

実際、思ったより多くの方がご自宅にご遺骨を安置しています。「故人を手元に置いて、心の支えになってもらいたい」「遠くのお墓に納骨するより、手元で毎日手を合わせたい」「暗く、寒いお墓には入れたくない」と感じる人も多いのです。

また、お寺や霊園のお墓に入っていたお骨を持ち帰る事も可能です。お墓を閉めて(墓じまい・廃墓)から、永代供養や散骨、あるいはダイヤモンド葬にする前に一時的に自宅にお骨を持ち帰る方もいるでしょう。そのような場合でも、ご自宅に安置しておく期間についてはご家族で決めることが出来ます。

自宅での安置のかたち

自宅でのご遺骨の保管が問題ないということが知られ、実際そうされる方が増えるにつれ、そのための方法やツールも充実してきています。

全てのお骨を自宅に安置

  • 遺骨をすべて自宅に安置します。
  • 火葬場から持ってきたままの骨壺ではあまりにズバリ過ぎるという方の場合、素敵な容器(陶製の壺など)に入れ替える人も
  • 最近は仏壇の下部にお骨をおさめるスペースを作った仏壇も販売されている
  • お骨をパウダー状に粉骨すると、体積が大幅に減り(1/3~1/4位)、保管がしやすい

お骨の一部を自宅に安置

  • お骨の一部を自宅に安置します。
  • お墓が遠い、散骨をする、永代供養など最終的に合祀になる供養をするような方に人気
  • 小さな骨壺、納骨ペンダントなどにお骨の一部を取り分けて保管
  • 石やセラミックに加工するタイプも
  • 一般的に手元供養と呼ばれている

納骨堂に安置

ご自宅のスペースが限られている、自宅に骨壺がある事が心理的に抵抗がある方の場合、公立の一時的な納骨堂(短期1年から中期5年位)が利用できることがあります。地域の市区町村に問い合わせてみる事が出来ます。

迷信と抵抗:納骨しないと成仏しない

自宅にお骨を安置する事の最大の障壁は、一般的に人が持っているお骨に対する恐れや、迷信でしょう。「お骨はお墓に入るべき」「お墓こそが正しいお骨の行き場である」と強く感じる人も多いのです。

  • 納骨しないと供養にならない。成仏しない。
  • お骨を持っていると、いつまでも悲しみを抱えて前向きに生きられない。

こういった考えは俗説や迷信であったり、その人自身の死に対する不安感や、自分はこうしてほしいという願望であったりしますが、納骨をせかす人々から良く聞かれる言葉です。もちろんそれはその人なりの「きちんとした形の供養」ではあると思いますが、人には人それぞれのペースや、死との向き合い方があると思います。

納骨に対する考え方は、様々なので、ご家族で納得できる方法やタイミングを見つけることが重要です。

最終的な行き場は考える必要がある

お骨の自宅安置を「番外編」としてあるには理由があります。

まだ先のことかもしれませんが、ライフスタイルが変わり自宅で供養できなくなったり、供養していた本人も亡くなってしまったりすることもあるでしょう。 最終的には、手元のお骨はどこか行き場が必要です。ご主人を亡くした奥様などは、「私が死んだら一緒に散骨して」などという方もいらっしゃいますが、ご遺骨のその後についても、ご家族で話し合っておく必要があるでしょう。